雪景色・水温4度、透き通った川でコウゾの「寒ざらし」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 雪景色の中、美濃手すき和紙の産地・岐阜県美濃市の板取川で14日、和紙の原料となるコウゾの「寒ざらし」が行われた。

雪景色の中で行われた「寒ざらし」(14日、美濃市で)=尾賀聡撮影
雪景色の中で行われた「寒ざらし」(14日、美濃市で)=尾賀聡撮影

 コウゾの皮を水に数日浸して漂白し、不純物を取り除くもので、現在は工房内の水槽で行うのが一般的だが、伝統技法を継承しようと、年1回、川での作業が続けられている。

 この日は職人ら21人が水温4度の透き通った川に入り、コウゾを並べていった。美濃手すき和紙協同組合の鈴木竹久理事長(72)は「千年先もこの伝統の技を受け継いでいきたい」と話した。

スクラップは会員限定です

使い方
「エンタメ・文化」の最新記事一覧
記事に関する報告
2677334 0 エンタメ・文化 2022/01/15 23:57:00 2022/01/15 23:57:00 2022/01/15 23:57:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220115-OYT1I50041-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)