WERXは11月17日、実際にデブリを除去するアイデアを民間から募集し始めた。この新たなプログラムは「Orbital Prime」と呼ばれ、SpaceWERXは来年の初頭にも第1弾として数十のアイデアを選考する予定だ。デブリを除去して被害をなくす技術や、宇宙船への燃料補給や修理による遺棄を防ぐ技術などをもつ会社に、まずは25万ドル(約2,900万円)の賞金が与えられる。
「『デブリの撤去に報酬を払ってもいい』という状況さえあれば、数十億ドル規模の市場がすぐに誕生するのです。そして、それが実現しました」と、ニューハンプシャー州ラコニアにあるRogue Space Systemsの創業者兼最高経営責任者(CEO)のジェロミー・グリメットは言う。Rogue SpaceはOrbital Primeの準備を整えており、契約獲得競争に参加する意思があると、グリメットは語る。宇宙軍はまず、現時点で利用できる一連の技術の評価から始めることになると、Orbital Primeの責任者である中尉のブライアン・ホルトは言う。「政府、特にSpaceWERXによるテコ入れが可能だとして、どこに投資すれば経済的な繁栄や国家の安全保障の面で最大の恩恵を得られるでしょうか?」と、ホルトは問いかける。いまのところOrbital...
「宇宙軍が問題の解決に乗り出し、支援しようとしている点を評価しています」とブライアン・ウィーデンは言う。ウィーデンはコロラド州ブルームフィールドの無党派シンクタンク「Secure World Foundation」でプログラム策定の責任者を務めている。icon-picture
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。