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デルタ航空 4週間で従業員約8千人が感染

2022年1月14日 9:27

アメリカの航空大手「デルタ航空」は、直近4週間で従業員約8000人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。

デルタ航空のCEOは13日、アメリカ・CNBCの番組で、従業員全体の1割ほどにあたる約8000人が直近の4週間で新型ウイルスに感染したと述べました。

従業員にワクチン接種を義務付けているユナイテッド航空でも、11日時点で約3000人が感染するなど、アメリカの航空業界では、従業員の感染により運航に支障が出ています。

オミクロン株による感染の拡大に歯止めがかからない中、保健福祉省によると、新型ウイルスによる入院患者数は13日時点で15万人を超え、過去最多を更新しました。

CDC(=疾病対策センター)は12日、今後4週間で新たに6万3000人ほどが新型ウイルスにより死亡するおそれがあるとの予測を発表し、警鐘を鳴らしています。