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カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは13日、原材料価格や物流費などの負担が増しているため、一部の商品で値上げを検討していることを明らかにした。円安で海外からの仕入れコストが上がっていることも背景にある。
岡崎健取締役が13日の決算記者会見で「商品によっては値上げせざるを得ない局面になってきた」と述べた。ただ、「価格への要求は厳しく、極力、値上げは避けたいというのが基本スタンス」と、値上げする商品数を限定する考えを示した。同日発表した2021年9~11月期連結決算(国際会計基準)は、売上収益が前年同期比1・2%増の6273億円、最終利益が33・0%増の935億円だった。