夢洲への延伸費、当初より129億円増…地盤沈下で地中の障害物撤去費など追加

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 2025年大阪・関西万博の会場となる人工島・ 夢洲ゆめしま (大阪市此花区)に新駅を建設するための大阪メトロ中央線の延伸事業費が、当初の予定より129億円膨らむことがわかった。地盤が想定以上に沈下している影響で、追加の地中障害物の撤去(17億円)などが必要になったという。

大阪・関西万博の会場となる夢洲(2021年8月、読売ヘリから)
大阪・関西万博の会場となる夢洲(2021年8月、読売ヘリから)

 大阪府と大阪市は地下鉄中央線を対岸の 咲洲さきしま にある「コスモスクエア駅」から延伸し、万博開幕までに夢洲に新駅を建設することを目指す。夢洲は、カジノを中核とした統合型リゾート(IR)の候補地にもなっており、新駅は来場者らの主要な交通手段となる。

 市は延伸事業費を540億円と試算していたが、関係者によると、新たに地中障害物の撤去のほか、大勢の来場者を受け入れるため駅舎の強化(24億円)や、IR側の出入り口の通路の拡幅(9億円)などが必要だと見込む。市は追加分の大半を負担する方針だ。

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2666846 0 社会 2022/01/12 05:00:00 2022/01/12 04:14:32 2022/01/12 04:14:32 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220111-OYT1I50170-T.jpg?type=thumbnail

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