ジオラマの魅力にひかれて鉄道模型のクラブ活動に入ったタナ。挫折を乗り越え、いったん離れた班に戻ったタナは、同学年のメンバーの勧誘を始める。そこにいたのが、今は副部長のマノア。今回はマノアの物語……。「マノアも一緒にやろうよ」集まった高１はタナを含め１０人。全国高校鉄道模型コンテストに向けて、私たち１年は「１畳レイアウト部門」に挑戦することになった。６０ｃｍ×６０ｃｍサイズの「モジュール部門」には高２の先輩と中学生が出品する。「マジョタクがいい！」。誰が言い始めたんだろう、ジブリ映画「魔女の宅急便」から、主人公のキキが活躍する欧風の建築と海が見える街のジオラマを作ることにした。新型コロナウイルスの影響で、８月のコンテストが１１月に延期されたけれど、タナも自分で仕切って制作したことはないし、ほかはみんな初心者。全体像なんて作ってみないとわからないよね、とりあえず映画に出てくる時計台とか家でも作ってみようか――という感じ。
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ソース: 読売新聞オンライン - 🏆 19. / 63 続きを読む »