女優・福地桃子インタビュー:GINZA編集部が今会いたい! | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 | INTERVIEW

2022/01/26 16:30:00

俳優になれば自分からは 出て来ない言葉を言える それってどんな感覚なんだろうって あ、夕見子ちゃんだ! 取材現場へ

女優・福地桃子インタビュー:GINZA編集部が今会いたい! 「俳優になれば自分からは出て来ない言葉を言える。それってどんな感覚なんだろうって」〈今読みたい過去の記事〉

俳優になれば自分からは 出て来ない言葉を言える それってどんな感覚なんだろうって あ、夕見子ちゃんだ! 取材現場へ

「ありがとうございます。役名で呼んでもらえることが、すっごくうれしいことなんだって、最近はヒシヒシと感じているんです」いまブレイク中の若手女優、福地桃子さん。〝夕見子〟はNHK連続テレビ小説『なつぞら』で彼女が演じている役。十勝を開拓した酪農家に生まれ、女性の自立を目指して北海道大学に進学、同級生と「男女平等の恋愛」を標榜し東京へ駆け落ちしたりもしたけれど、地元の農協に就職すると新しい酪農のあり方を模索、30歳を迎えた頃に幼なじみの雪次郎と結婚すると、〝ワーママ〟となり奮闘をする、そんな女性だ。ドラマの主役は、広瀬すずさんが演じるアニメーションの世界で女性クリエイターの道を〝開拓〟する奥原なつ。でも、なつと姉妹同然に育ったアナザーヒロイン柴田夕見子のキャリア〝開拓〟もすっごく気になるのだ。1960年代のウーマン・リブを象徴する存在だからかもしれない。

「何ごとにもストレートで強い意志があって。夕見子は私にはないものをいっぱい持っているので、演じれば演じるほど魅力的に思う部分がありますし、尊敬が深くなるんです。私自身は、夕見子のように弁は立たないし、そこまで強くもないと思います。共通点は少ないけれど、共感できないわけではない不思議な感覚。すごく近くにいる感じがするというか。実は、私の母が夕見子の性格にそっくり。母は夕見子の台詞にとても共感していました。ああ、母に似てるから親近感が湧くんだなあと(笑)。しかも母は北海道出身で祖父は北大卒。夕見子との縁を感じました」

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取材現場へやってきた彼女に思わずそう呼びかけてしまった。 「ありがとうございます。役名で呼んでもらえることが、すっごくうれしいことなんだって、最近はヒシヒシと感じているんです」 いまブレイク中の若手女優、福地桃子さん。〝夕見子〟はNHK連続テレビ小説『なつぞら』で彼女が演じている役。十勝を開拓した酪農家に生まれ、女性の自立を目指して北海道大学に進学、同級生と「男女平等の恋愛」を標榜し東京へ駆け落ちしたりもしたけれど、地元の農協に就職すると新しい酪農のあり方を模索、30歳を迎えた頃に幼なじみの雪次郎と結婚すると、〝ワーママ〟となり奮闘をする、そんな女性だ。ドラマの主役は、広瀬すずさんが演じるアニメーションの世界で女性クリエイターの道を〝開拓〟する奥原なつ。でも、なつと姉妹同然に育ったアナザーヒロイン柴田夕見子のキャリア〝開拓〟もすっごく気になるのだ。1960年代のウーマン・リブを象徴する存在だからかもしれない。 「何ごとにもストレートで強い意志があって。夕見子は私にはないものをいっぱい持っているので、演じれば演じるほど魅力的に思う部分がありますし、尊敬が深くなるんです。私自身は、夕見子のように弁は立たないし、そこまで強くもないと思います。共通点は少ないけれど、共感できないわけではない不思議な感覚。すごく近くにいる感じがするというか。実は、私の母が夕見子の性格にそっくり。母は夕見子の台詞にとても共感していました。ああ、母に似てるから親近感が湧くんだなあと(笑)。しかも母は北海道出身で祖父は北大卒。夕見子との縁を感じました」 2016年、18歳で本格的に女優デビュー。育った家庭環境ゆえ、演技の道へと進むことは子どもの頃からの夢……と思いきや、「まったく興味がなかった」そうだ。 「そもそも人前に立つということは得意な方ではありません。人見知りというよりも、緊張しい。だから、自分から何かを発信することから避けてきたのかもしれません。5人兄姉の一番下で、兄姉と過ごす時間がほとんどで、興味を持つきっかけも、影響を受けて教えてもらうことが多かったです。映画に連れて行ってもらったり、お家でDVDを一緒に観たり。そんなときに、ふと、自分から発信して、自分が出来る表現はなんなんだろうかと考えたとき、俳優さんたちのように、与えられた台詞を、人の言葉を借りるのであれば、自分からは出て来ない言葉を言えると思ったんです。それってどんな感覚だろう、他人を演じるってどんな気持ちだろうって」 ゆっくり、じっくり、時間をかけて自問自答しながら心を育てていくのが彼女の流儀。じゃあ、そう思えたときにご両親に相談を? 「いえ、まったく。親に相談するという文化が我が家にはなくて、頼るのは大勢いる兄姉たち。みんなそれぞれ独立独歩、自由に生きているので、相談するにもいろんな分野がいるからありがたいんです。しかも、いちばん上の姉とはひと回り以上離れていて世代も違うんです。兄姉5人、ものごとの捉え方がそれぞれなのが面白いし、楽しい。だから、映画好きの兄には、お芝居に興味を持ったことを伝えました。すると、『2階の棚に、いままで僕たちが集めてきたDVDがあるから1日1本観な』と言ってくれて。近くで見守ってくれている人がいるというありがたみを感じました」 さて。現在21歳の彼女の私的な日々はどんなふうだろう。ドラマ『チア☆ダン』ではチア部のおしゃれ番長役を演じていたけれど、 彼女自身もファッションは大好きだという。母から譲り受けたアンティークな服やバッグをミックスするコーデが得意だとか。 「でも、ゆっくりしているとクローゼットにいる時間が長くなって、そのうち何を着ればいいかわからなくなることがしょっちゅう。だから、洋服を選ぶ時間は憂鬱な時間でもあって。結局、いつも同じ服になってしまいます。またそれを着てるの?と言われることも多々あるんです(笑)」 洋服を買うときは「試着をせずに、じーっとみて想像する」というから彼女らしい。どんな服がヘビロテなのかと聞けば、「マタニティウェアなんです」。なるほ ど……マ、マタニティ? 「楽チンなんです。私は体型も小さいし身長もないのでピッタリのお洋服に出合うことがなくて。でもマタニティってそうじゃなくても着られるじゃないですか。オンでもオフでも変化がつけられるし、旅行するときも便利。フリーサイズって画期的だなって(笑)」 さらに、オフの日はというと「アルバム作りをひたすらしてます」というから面白い。アルバムとは、そう、写真のアルバム。 「撮るのがうまいわけでも、カメラに詳しいわけでもないんです。自分が撮ったものや家族が撮ったものを整理して、選んだカットを写真屋さんでプリントして、それをせっせとアルバムに収めるのが好き。だからデータを残さない。プリントが終わると全部消します。母の世代だと、みんなそうやって写真を残したじゃないですか。しかもアルバムにまとめておくと、何年か経ってそれを見返すのが楽しいんです。もう、その時間が好きすぎて、アルバムを開くと、1日中見入ってしまうんです。自分の小さい頃、兄姉の小さい頃、両親の若い頃。特に母の若い頃は出てるエネルギーがすごく強くて感心する。母が21歳のときといまの自分を比べると、母は全然大人だったんだな、経験値が違うんだなって。……なんだか退屈な趣味ですよね、すみません(笑)」 ドレス ¥79,000(マーク ジェイコブス | マーク ジェイコブス カスタマーセンター) その他*スタイリスト私物 福地桃子 ふくち・ももこ 1997年、東京都生まれ。高校卒業後の2016年、女優としてドラマデビュー。18年には『あなたには帰る家がある』『チア☆ダン』などのドラマにレギュラー出演。19年、映画『あまのがわ』で映画初主演を務め、映画『あの日のオルガン』にも出演。4月よりスタートしたNHK連続テレビ小説『なつぞら』で柴田夕見子役を好演、お茶の間の人気者に。 Photo: Yasuhide Kuge Styling: Mana Yamamoto Hair&Make-up: Ryoki Shimonagata Text: Izumi Karashima Edit: Satomi Yamada GINZA2019年10月号掲載 .「具体的なサービス内容や地図を読むことで、触れたことのない時代と行ったことのない場所を想像する入り口にたどり着きます。マッチもそうですね。手作業によるフォントやデザインが趣深くて見入ってしまう。いまにない感性に触れることで刺激をもらっています」 海外や地方のリサイクルショップで購入したマッチ。「店のネーミングセンス、ロゴのデザインに創意工夫を感じられるものが好き。制作するうえで参考にすることもあります」 ハワイのホテル、海外の遊園地、観光地のパンフレット。「エキゾチックな音楽を作るようになり、衝動買いするように。なかでもお気に入りは『熱海ホテル』。昔の熱海の写真は自分の中のノスタルジックな記憶を刺激してくれます」 Profile 音と映像を駆使し、異国情緒を感じさせるダンスミュージックを発表。最新シングル「Funny Meal」が配信中。2021年8月にはライヴも開催。 Photo: Wataru Kitao Text: Seika Yajima GINZA2021年8月号掲載.日本では一度失敗すると、なかなかその評価を塗り替えられないんですよね。アフリカにいる時には、失言ひとつで評価が変わるのは不寛容だと理解されがちでした。人を追い詰めないような社会になっているんです。でも、そういう話をすると、その考え方は不安だという学生たちがいっぱいいます。それは、失敗をしたり、ネガティブな場合には何度もやり直せる評価のあり方はいいけど、すごく一生懸命やってきたこともリセットされるのは嫌だって。   「 過程を重視してほしい」ということですね。努力点か、結果点か。 日本は「努力主義」ですからね。苦労して不幸な目にあって成功すると評価されやすいけど、ポッと出に見える成功者は理解されにくい。それはとっても不幸だと思うんですよね。欧米諸国では天賦の才のことを〝gifted〟といい、飛び級のシステムや特別コースがあって、必ずしも「努力すればみんなが同じ結果に至る」という前提がないんです。そのかわり、神から与えられた才能によって成功したのなら、それを分配しないのはおかしいと思われる。日本は、スタートがみんな一緒だと思っているんです。だから「自分の努力によって得た利益は自分のものだ、分配する必要はない」と考える傾向にあるように思います。 ── 「分配」とは、どのようなことでしょうか? わたしたちは〝分配〟と〝再分配〟によって得た利益を社会に還元していますが、その2つはまったく意味が異なります。わたしが調査しているタンザニアの商人たちは「分配」の原理で動いています。たとえば、狩猟採集民社会では、今日狩りに成功した人が今日みんなにお肉を分けてあげる。明日成功した人は、明日みんなに分ける。でも、いつ誰が成功するかはそのときどきだから、人に助けられる日もあるし、自分が助けられるときになったら他人を助けてあげる日もある、という世界が「分配」です。つまり〝シェアリング〟ですね。それを国やリーダーが統制してやろうとすると「再分配」になるんです。傾斜配分で国が税金を徴収して、必要な人に必要な分を返す。自分自身がだれかを助けた感覚がなく、自分のお金が不当に分配された感覚が残ることがあります。もらった人も、くれた人に返す回路がない。直接自分で返せないから「義務」や「権利」の話になってしまう。でも「分配」だと義務や権利の話はもっと曖昧なものになります。   ── Uberやメルカリなどのサービスは、自分の余剰分をシェアするシステムですよね。日本でも、シェアリングの感覚は広まってきているのではないでしょうか? そのシェアリングエコノミーって「市民社会」の論理なんですよ。無駄を減らして過剰消費や、環境破壊につながるような大量生産、大量廃棄の文化から抜け出し、不要なものや時間を必要とする人とシェアすることで、より効率的に経済をまわしていこうっていう話なんですね。無駄なものを有効に活用したいという欲求の方が強い。タンザニアの人たちは無駄だからシェアしてるわけじゃないんです。それに、そのためにはコミュニティに入れることが前提で。評価システムを利用して、同じ価値観や目的を共有していますよ、等価交換できる資産を持っていますよ、正しく信用を履行できますよ、という人たちを集める。そうじゃない人たちをシステムから排除することで成り立っている経済だと思うんですよね。たとえば、「職業:フリーター、貯金:0円、住所:不定、趣味:放浪」って登録フォームに書いたら、絶対に排除される(笑)。   助け合いの精神というよりも、 見返りを求めているということですか? 「シェア」という名前がついているけど、本当は「交換エコノミー」なんですよね。中国で活用の幅が広がっている「信用スコア」って知ってますか? どこに住んでいるか、どんな人と付き合いがあるか、また買い物履歴から嗜好やパターンを解析され、その人の履行能力によって個人の点数が付くんですね。さらに、自分の信用スコアを検索すると、関連するほかの人のスコアも出てくるんですよ。だから、誰が自分の足を引っ張っているかわかるし、ネットワークのなかで自分ひとり信用スコアが少ないと、見捨てられたりする。それこそまさに「積み重ね型人間関係」なんですよね。一度失敗したら終わりだから、努力してよいものを積み重ねていかなくてはいけないという世界観で。インターネットの可能性として広がっているシェアリングエコノミーとか、ブロックチェーンによるさまざまな便宜がどんどん広がったらいいなとは思うんですけど、評価システムが絶対にくっついてくるんですよね。「評価」というのが日常になり過ぎていて、数値で相手や物を選ぶシステムが、人間そのものに対する評価に置き換わっていく現象が進んでいて。.クローゼットにひそむ、どうしても手放せないものはありますか?かけがえのない“記憶”が刻まれた物語を紹介します。 内面の豊かさが美しい表現を生む 手のひらにちょこんと乗せた、三本足の豚。女優の石橋静河さんが大切にしているのはチリの小さなお守りだ。出合いは2011年。バレエを学びに16歳でボストンへ留学し、町にも学校にもなじめないまま2年目を迎えた頃のこと。 「次はヨーロッパの学校を受けようと決めて、毎日ひとりぼっちで練習していたんです。そうしたらある日、同じ建物に通うプロのバレエダンサーのご夫婦が、みてあげるよと声をかけてくれた。バレエは表現なんだからもっと楽しそうに、と厚意でレッスンをしてくれました」 やがてオーディションへ向かう石橋さんに、2人から手渡されたのがこのお守り。 「時間も力も費やして、見知らぬ相手に無償の愛を渡せる人がいる。その出来事のすべてが衝撃で、心から救われました。アーティストとして秀でた人は内面も強く優しい。だからこそいい表現ができるということを教わった気がします」 それはファッションも同じ、と石橋さんは言う。人として豊かでいることが装いにも表情や深みをもたらすのだ、と。 「この豚さんを見るたびに、私も優しい人でありたいと切に思うんです。最近は明るい色の服を着たくなることが多く、自分も誰かも元気になるような装いに惹かれます。服に助けられることもありますよね。可愛いものを着ると楽しくなるし、長く着続けて肌みたいになった服を身につけると、心が休まります」 映画から演劇まで、全身全霊で表現し続ける毎日を、支えるものが身近にあるのは幸せだ。 「舞台では常に、〝君はどういう人間なの?〟と問いかけられている気がします。内面が全部さらされてしまう。そんな時は豚さんと、バレエダンサーの奥さまがギュッと手を握って励ましてくれた、大きな愛情を思い出すんです」 Profile.