新たに検出された天体は地球の2.6倍の大きさを持つ。太陽系ではこのような大型衛星は類例がなく、月は地球の3.7分の1の大きさしかない。キッピング氏は声明で「天文学者はこれまでに1万個を超える系外惑星候補を発見しているが、系外衛星はこれよりはるかに難度が高い」「未知の領域といえる」と指摘した。ただ、キッピング氏らは依然、ひとつ目の候補が本当に系外衛星か確認を進めている状況で、今回の発見についても確認は難航しそうだ。
これまでに4000個あまりの系外惑星が確認されているが、発見は簡単ではなかった。系外惑星の多くは、惑星が恒星の前を横切る際の減光を探す「トランジット法」で検出される。衛星は惑星より小さく減光の度合いも少ないことから、発見はさらに難しくなる。 2つ目の衛星候補を見つけるため、キッピング氏らは既に運用が終了したケプラー宇宙望遠鏡のデータを使用して、特に温度の低い巨大ガス系外惑星を調査した。この基準を用いたのは、太陽系では木星や土星といった巨大ガス惑星がもっとも多く衛星を持つためだ。
広大な宇宙ではもう、何があっても珍しくないわ( ^_^ ;)地球にいて知れたことは研究されている方々は素晴らしい
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