JPCZは大陸から吹く冷たい風が、朝鮮半島の北側にある高い山でいったん2つに分かれた後、日本海で再び合流した時に発生、長さ数百キロメートルにおよぶ帯状の雪雲は、日本海側を中心に、短時間に大量の雪を降らせるため「線状降雪帯」とも呼ばれています。三重大学の立花義裕教授などの研究グループは今年1月、島根沖で発生していたJPCZの雪雲の下を船を使って横断し、1時間ごとに気球を飛ばして、上空の気温や湿度、さらに海水温の観測に初めて成功したということです。JPCZ中心部の雲の高さは、およそ3.5キロあり、平均的な雪雲のおよそ2倍の高さまで発達していたということです。雲頂高度が高いほど、大量の雪を降らせる可能性があるといいます。
JPCZは大陸から吹く冷たい風が、朝鮮半島の北側にある高い山でいったん2つに分かれた後、日本海で再び合流した時に発生、長さ数百キロメートルにおよぶ帯状の雪雲は、日本海側を中心に、短時間に大量の雪を降らせるため「線状降雪帯」とも呼ばれています。三重大学の立花義裕教授などの研究グループは今年1月、島根沖で発生していたJPCZの雪雲の下を船を使って横断し、1時間ごとに気球を飛ばして、上空の気温や湿度、さらに海水温の観測に初めて成功したということです。JPCZ中心部の雲の高さは、およそ3.5キロあり、平均的な雪雲のおよそ2倍の高さまで発達していたということです。雲頂高度が高いほど、大量の雪を降らせる可能性があるといいます。
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