大谷、速球の被打率低下 データが裏付ける根拠(写真=AP)

  • 📰 nikkei
  • ⏱ Reading Time:
  • 28 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 15%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

大谷、速球の被打率低下 データが裏付ける根拠

いやはや、なかなかストライクが入らない。9イニングあたりの四球の数は9.16個と、大リーグで今季、10イニング以上を投げている投手の中ではワースト2位だ。一方、9イニングあたりの三振の数は14.46個で、10イニング以上投げている先発投手の中では4位(いずれも7日試合終了時)と非凡である。大谷翔平(エンゼルス)は先日、そう自虐的に自分のピッチングを評したが、四球から崩れるというのは、なかば野球の常識だ。それなのに防御率は2.41と悪くないから不思議である。前回、彼のジャイロスプリットが唯一無二であり、打者は来ると分かっていても打てない異次元の球と紹介した(大谷の代名詞といえば、やはり100㍄(約161㌔)の真っすぐということになるのだろうが、実はこれまで、一番打たれやすい球でもあった。以下、2018年に投げた4球種のそれぞれの被打率である。

カーブは全体の6.6%しか投げてないので評価が難しいが、フォーシームの被打率が突出して高いことが分かる。もちろん、フォーシームがあるからこそ他の球種が生きているともいえるのだが、ボールが先行し、相手がある程度フォーシームに的を絞って待っているカウント、つまり 打者有利のカウントでの被打率となると、さらに上がる。よって昨年、その点を大谷に尋ねると、「相手有利のカウントで被打率が高くなるのは、普通のことなので、特に気にすることではない」と答えたが、例えば同じ18年でみると、ボール先行のケースでゲリット・コール(ヤンキース)が投げたフォーシームの被打率は.215。ジェイコブ・デグロム(メッツ)は.226。マックス・シャーザー(ナショナルズ)は.175。速球派の先発投手と比較すれば、やはり大谷の被打率は高い。サンプルが少ないのでさすがに参考程度かもしれないが、そうしたカウントにおいて70.

スプリットがジャイロ回転になった可能性もあり、それで落差が増したのだとしたら、思わぬ副次効果をもたらした。また、相手打者はそのジャイロスプリットを恐れるがあまり、追い込まれる前に仕掛けがち。となると、多少のボール球でも振ってくれるので、フォーシームの制球が安定しない大谷にとっては、有利に働く。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

判定が???な投球もあるけど🤔 MLBの審判、今シーズン不可解なジャッジが多すぎ😵

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 135. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

米政府、石油パイプライン停止で緊急措置を宣言(写真=AP)【ワシントン=鳳山太成】米運輸省は9日、米最大の石油パイプラインがサイバー攻撃で停止したことを巡り、燃料の輸送に関して緊急措置を導入すると宣言した。供給の混乱を避けるために一時的に規制を緩和し、ガソリンなどの輸送を支援する ここここれは動乱の予感😱
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

重要インフラにサイバー攻撃 20年、世界で1.5倍の468件 (写真=AP)給油したくてもガソリンがない――。米国で起きた石油パイプラインへのサイバー攻撃は、こんな事態にもつながりかねないリスクを米国人に感じさせた。エネルギー供給網から工場や水道まで。経済や生活を支える重要インフラへのサイバー攻撃は急増し、2020年の「被害」は世界で468件と、19年の1.5倍だった。国家の関与が取り沙汰されるケースも増えている。サイバー攻撃を受け 殆どは中国とロシアから
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

ワクチン特許停止、実効性は条件次第 量産技術難しく (写真=AP)新型コロナウイルス感染症のワクチンに関する特許権を一時的に停止し、貧しい国や地域の人たちも安価に十分な量を確保できるようにする――。世界貿易機関(WTO)において、途上国を中心に約60カ国が求めているこの提案を、米政府が支持すると表明した。ただ、仮に実現しても製造や試験に時間がかかる。普及が一気に加速する効果はなく、メーカーの打撃は小さいとの見方が広がる。中国の「ワクチン外交」に対抗する米国の政 テドロス婦人(* ̄∇ ̄*)
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

英スコットランド議会選で「独立派」過半数 首相は反発(写真=AP)【ロンドン=中島裕介】英北部のスコットランド議会選は7~8日に開票され、同地域の独立を求める政党が過半数の議席を獲得した。同議会の与党スコットランド民族党(SNP)の単独過半数はならなかったものの、同じく独立を目指す緑の党と合計で56%の議席を確保した。ジョンソン英首相は独立を問う住民投票の実施は認めない方針で、国と地方の対立が先鋭化する可能性もある。議会選は6日投票の英統一地方選の一つとして ブレグジットだって 離脱に投票した人でさえ 「そんなつもりじゃなかった」 と言う人が多かった。 盛り上がった排外主義も 祭りの後 というか 後の祭り。 スコットランドの盛り上がりは 主に生活、経済の回復からであり 健全です。
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

資産価格に急落リスク FRB報告、投資過熱警戒(写真=AP)米連邦準備理事会(FRB)は6日発表した金融安定性報告(FSR)で資産価格の急落につながるリスクに警鐘を鳴らした。株式などリスク資産は期待される収益や過去の水準と比べて高くなっていると指摘。価格の急落局面に対して「脆弱であるかもしれない」と警戒する。FRBは経済の正常化に向け、金融緩和を推し進める必要もあり、金融の安定性との両立は難しさを増している。FRBは年に2回、金融安定性報告書を公表し、 金利あげろよ
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »