大統領と銃と、アメリカン・マインド(2)

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大統領と銃と、アメリカン・マインド(2)|WorldVoiceJapan

この意識のずれの一因として、ギャラップは、新型コロナ禍で人々の行き来が少なくなり地域に外部者が入ってこなくなったため、地域の犯罪増加をあまり感じなかったのではないかと推測している。また、共和党支持者の政治的な目的により、犯罪が増加しているというイメージが植え付けられた可能性も指摘。つまり、トランプ大統領や共和党支持者や関連メディアが、ブラック・ライヴス・マター(BLM)の抗議運動などに関して、平和的なデモ参加者ではなく、暴徒化した一部の人々にフォーカスを当て恐怖心を煽ったのが原因だと推測している。いずれにしても、今年は新型コロナの世界的流行により、人々の精神状態や生活様式に大きな変化が及んだ年でもあり、包括的な原因分析には今後数年を要するだろう。

ただ比較的のんびりとしたシアトルでも、近所で起こった暴動や略奪、学校やオフィスでの銃乱射事件などの話が日常会話に出てくるほどだ。犯罪率が下がり続けているという実感は正直なところまったく無いので、自分自身にも確証バイアスが働いていることに気づかされた。確証バイアスとは、認知バイアスのひとつであり、個人の価値観にしたがって都合のいい情報を無意識に選択することで、さらに自分の価値観や考えを強化してしまう思考パターンのこと。 特に、インターネットの普及以降、追跡機能や検索・推薦アルゴリズムにより自分の嗜好に合わせたコンテンツが自動配信され、ソーシャルメディアで同じような価値観や趣味を共有する人たちとのやりとりも増えている。その一方で、自分の考えと異なる多様な意見や考え方に触れる機会が減っている。こうして、自分の都合のいいコンテンツの「泡」の中に入ってそれ以外の世界から遮断され、さらに確証バイアスが強化されていく「

 

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