タスの宇宙支局が活動開始 ISSで飛行士特派員

国際宇宙ステーション内に入り、カメラに向かって手を振る前沢友作さん(前列中央)=8日(ロスコスモスのユーチューブ映像より・共同)
国際宇宙ステーション内に入り、カメラに向かって手を振る前沢友作さん(前列中央)=8日(ロスコスモスのユーチューブ映像より・共同)

ロシアのタス通信は8日、国際宇宙ステーション(ISS)に支局を開設、宇宙からの最初の記事を配信した。同日、宇宙船ソユーズで打ち上げられISSに到着したロシアの宇宙飛行士アレクサンドル・ミスルキンさんが特派員として、宇宙飛行士の活動や生活ぶりを記事や映像で地上に向け発信する。

宇宙支局が活動を開始したことを伝える記事の冒頭には「ISS発、12月8日、アレクサンドル・ミスルキン特派員」のクレジットが刻まれた。

同じ宇宙船では衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者の前沢友作さんらが宇宙旅行者としてISSに到着した。

タスのミハイロフ社長がロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスのロゴジン社長と11月、協力の合意文書に署名。ミスルキンさんを宇宙特派員に委嘱した。(共同)

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