衆院憲法審、自民が自由討議提案　立民は持ち帰り

衆院憲法審査会が９日、今国会で初めて開かれ、幹事９人のうち６人を新たに選出した。これに先立つ準備会で自民党は、来週に審査会を開き、自由討議を実施することを提案。立憲民主党は持ち帰った。準備会前の与党幹事懇談会には、日本維新の会の馬場伸幸共同代表と国民民主党の玉木雄一郎代表が出席した。

与党幹事懇に玉木氏が出席するのは初めて。維新、国民両党は改憲論議の加速を訴えており、審議会の運営をめぐり与党側と調整を図る狙いがある。

関係者によると、与党幹事懇には玉木氏が出席を申し出た。与党側から参加を歓迎する趣旨の発言があったという。維新、国民両党は、衆参両院の憲法審を毎週開催するよう与党に求める方針で一致している。