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二十四節気「大雪」。末候「鱖魚群」の誤読から見えてくる食文化の変容

二十四節気「大雪」。末候「鱖魚群」の誤読から見えてくる食文化の変容

「鱖魚群」冬の湖沼にタナゴが群がり越冬する意味で、鮭の遡上という解説は誤りです

12月7日より二十四節気は「大雪(たいせつ)」となりました。暖地や平地では実感はありませんが、北国や高地ではすでに積雪の便りも聞かれます。もっとも「夜」の長さが実感されるこの節気。その最後にあたる七十二候の第三候は「鱖魚群(けつぎょむらがる)」。日本固有種タナゴが淀みに集う、という意味ですが、一般的には「さけのうおむらがる」と読み下し、「サケが川を遡上する時期」と誤った解説をするものがほとんどです。今も昔も日本人は親しみ深いはずのサケのことをあまりよく知らないようです。

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職業は漫画家。代表作は「エンブリヲ」ほか。動植物など観察、写真を撮るのが趣味。猫をこよなく愛する。

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