帝国ホテル・オフィス面積9割減・電力の卸価格3倍
編集者が選ぶニュース3本
新型コロナ禍が長引くなか、帝国ホテルやニュー・オータニといった高級ホテルが安定収入を狙って長期滞在のサービスアパートメント事業に力を入れます。LIXILは本社移転を決め、移転先では延べ床面積が約9割も減ります。テレワークの定着はオフィスの在り方を大きく変えています。液化天然ガス(LNG)の高騰で11月の電力の卸価格(スポット、平均価格)は前年同月の3倍にもなりました。電力を卸市場で調達する新電力には厳しい冬になるかもしれません。(総合解説センター長 小野聡)
帝国ホテル、滞在アパート増設 ニュー・オータニも参戦
帝国ホテルは6日、旗艦の「帝国ホテル東京」(東京・千代田)で、タワー館の客室全体を長期滞在のサービスアパートメントの対象にすると発表した。2022年2月から従来の2倍超の約350室に増える。ニュー・オータニも来春、新たに同事業を始め…続きはこちら
LIXIL、22年8月に品川へ本社移転 面積9割減に
LIXILは6日、2022年8月に本社を東京都品川区に移転すると発表した。江東区の現本社の土地と建物は一部を除き売却する方針で売却額は未定。同社では新型コロナウイルス禍でテレワークが定着してから低い出社率が続いている。新本社は座席数を現状…続きはこちら
電力卸価格、11月は過去最高 LNG高で前年の3倍に
卸電力市場の価格上昇が止まらない。冷暖房などの電力需要が少ない秋にもかかわらず2021年11月のスポット(随時契約)の平均価格は前年同月の3倍の高さで、11月では過去最高となった。火力発電所の燃料となる液化天然ガス(LNG)の高騰が主因…続きはこちら
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