ドール元米上院議員が死去 96年大統領選候補

米上院議員を長年務め1996年大統領選の共和党候補だったボブ・ドール氏が5日、死去した。98歳。妻エリザベス・ドール氏の関連団体が発表した。死因は明らかにされていないが、2月にステージ4の肺がんと診断されたと発表していた。96年大統領選では民主党の現職だったビル・クリントン氏と争い敗れた。

23年、中西部カンザス州生まれ。第二次大戦のイタリア戦線で重傷を負った。69~96年に上院議員で、共和党トップの院内総務も長く務めた。大統領選では80、88両年にも共和党候補指名の獲得を目指して出馬した。(共同)

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