立民、中長期構想策定へ 泉代表「違う社会像示す」

立憲民主党・泉健太代表
立憲民主党・泉健太代表

立憲民主党の泉健太代表は5日のNHK番組で、政策立案型政党の姿勢を示すため、政策分野ごとに中長期的な構想を策定するよう党内に指示したことを明らかにした。「野党第1党は今の政権とは違う社会像やビジョンを打ち出すことが大事だ」と強調。経済、外交・安全保障、社会保障、教育、環境、エネルギーなどの分野で調査会を発足させる考えを示した。

泉氏は「岸田文雄政権の経済政策は、新自由主義が抜けていない。持続可能な資本主義がどういうものかを示したい」と表明した。6日に発表する男女各6人、計12人の執行役員態勢に関しては、若手を登用する意向を示した。

憲法論議については「法律で対応できることを改憲議論に結び付ける必要はない」と指摘する一方、「(衆参両院の)憲法審査会で議論することがあれば誠実に協議したい」と説明した。

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