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電話詐欺を未然に防いだとして、山梨県警は11月29日、南アルプス市のセブン―イレブンの女性従業員(40)らに生活安全部長感謝状を贈った。女性従業員が電話詐欺を防ぐのは昨年3月以降、3回目という。
女性従業員は10月18日夜、店内で60歳代男性から「アマゾンで注文した商品の代金を電子マネーで払いたい」と声をかけられた。
しかし、男性が支払いに必要な用紙を持っていなかったため、「怪しい」と感じて南アルプス署に通報した。
同署によると、男性は、アマゾンの社員を名乗る男から、3万2000円分の電子マネーを購入するよう電話で指示されていたという。
この日、女性従業員は店のオーナー(61)と共に比留間一弥生活安全部長から感謝状を受け取り、「この賞をきっかけに、ほかの店舗でも詐欺を止める動きが活発になればうれしい」と話した。