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不要な家屋修繕を行い、現金を詐取したとして、警視庁は住宅リフォーム会社「西武住建」(横浜市南区)の元アルバイトで山口組系暴力団員の男(27)を詐欺などの容疑で逮捕した。家屋の点検で不具合が見つかったと偽る「点検商法」で、警視庁は2日、男が所属する横浜市の暴力団事務所を同容疑で捜索し、組織的な関与の有無を調べている。
捜査関係者によると、男は2月、同社代表の男(35)(詐欺罪などで起訴)らと共謀し、東京都大田区の80歳代の女性宅を訪問。「天井裏に水がたまっている」と言って屋根裏を点検した後、「アスベストを含む断熱材があった」と偽り、断熱材を除去する不要な工事を行って代金250万円をだまし取った疑い。逮捕は11月30日。調べに容疑を否認している。