【独自】違反目立つ電動キックスケーター、反則切符をその場で交付…「東京ルール」導入へ

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 立ち乗りの二輪車「電動キックスケーター」について、警視庁は、取り締まりの「東京ルール」を導入する方針を固めた。反則切符をその場で交付できるようにするもので、今月中にも運用を始める。

警視庁
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 手軽な移動手段として利用者が増えている電動キックスケーターは、道路交通法で原付きバイクに分類される。歩道走行や信号無視などの違反が目立つが、警察官が違反を確認しても、これまではその場での摘発が難しかった。出力の確認など、原付きバイクに該当するかどうか車体の鑑定が必要だったためだ。

 そこで、警視庁は市販されているスケーターの形状や性能などをデータベースに登録。現場で取り締まりを行う警察官がシステムに照会し、その場で反則切符を交付できるようにする。

 警視庁によると、電動キックスケーターに対する都内の交通違反の警告は1~10月に157件、事故は1~11月で60件あった。新宿区では6月、無免許で赤信号を無視した女がタクシーに衝突し、乗客にけがを負わせる事故も起きた。

 捜査幹部は「事故抑止のため、取り締まりを強化していく」としている。

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2563928 0 社会 2021/12/02 03:00:00 2021/12/02 12:38:51 2021/12/02 12:38:51 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211201-OYT1I50177-T.jpg?type=thumbnail

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