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パラ競泳の日本選手権が20日、千葉県習志野市の千葉県国際総合水泳場で無観客で開幕し、東京パラリンピック金メダルの木村敬一(東京ガス)が、男子50メートルバタフライ(視覚障害)で28秒16の大会新記録をマークした。
東京大会後、初の実戦レース。「思ったより良いタイム。(短い距離の)50メートルだったので気持ちも楽だった」と木村。プールでは週3~4回、強度を抑えた練習を行っている。木村は「パラで応援してくれた皆さんに、もう一度泳いでいる所を報告したかった」と話した。
東京パラ代表の16歳、日向楓(宮前ドルフィン)は男子50メートルバタフライ(運動機能障害S5)で35秒37のアジア新記録を樹立し優勝した。「目標のパリ大会まであと3年しかない。(東京大会後)最初の大会で記録を残そうと、コーチと相談して練習を早めに再開したのが良かった」と笑顔を見せた。