地球からの電波を月で跳ね返して送信する長距離通信に無線通信規格「LoRa」を利用して成功

  • 📰 gigazine
  • ⏱ Reading Time:
  • 7 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 6%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

免許不要の低周波数帯を利用する無線通信規格のLoRaは、低電力で長距離通信ができるといった特性から、主にIoTデバイスなどのデータ通信に用いられています。新たにヨーロッパの研究チームが、地球から送信したLoRa信号を月の表面で跳ね返して地球上で受信することに成功し、これまでにLoRaで通信を行った最長距離を更新したと発表しました。

LoRaの共同発明者であるNicolas Sornin氏は、「これは素晴らしい実験です。LoRaのメッセージが月まで行って戻ってくる日が訪れるとは、夢にも思いませんでした。私はキャプチャーされたデータの品質に感銘を受けています。このデータセットは無線通信や信号処理の学生にとっての古典となるでしょう。この実験を可能にした研究チームとCAMRAS財団をたたえます」と述べています。

また、Lacuna SpaceのCEOを務めるThomas Telkamp氏は、メッセージが月で跳ね返って戻ってくるのは「爽快」だとコメント。将来的にIoT技術がスケールアップされれば、月と地球の間での長距離通信が確立される可能性もあるとのことです。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

EMEといって アマチュア無線で 実験的に行われていますね。 最大500wで これができるのなら 地上波のテレビ放送を 50kwで そのまま静止衛星から 出すのは可能なはずです。

kyokushoumusen 凄いな、違法局のニュースより、夢があって良いよ。

350Wに巨大パラボラかぁ

PI9CAM

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 80. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。