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聖徳太子伝

没後百年で偉人に 法隆寺再建、国難を克服する一大事業

法隆寺金堂に安置された釈迦三尊像。中央の釈迦如来坐像は太子の等身とされ、神秘的な笑みを浮かべる =奈良県斑鳩町(永田直也撮影)
法隆寺金堂に安置された釈迦三尊像。中央の釈迦如来坐像は太子の等身とされ、神秘的な笑みを浮かべる =奈良県斑鳩町(永田直也撮影)

拝観を終えた男性が南大門で振り返り、今一度拝礼する。その先にあるのは世界遺産、法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂と五重塔(いずれも国宝)だ。

聖徳太子の薨去(こうきょ)後、太子が建てた当初の法隆寺(若草伽藍(がらん))は天智9(670)年に焼けた。現在目にするのはその後、8世紀初め頃までに再建された法隆寺で、東の建物群に対し西院(さいいん)伽藍と呼ばれている。

調査によると若草伽藍は塔と金堂が南北に並ぶスタイルだったが、現法隆寺は東西に金堂、五重塔が建つ。このことからも、寺の性格が変わっただろうことがうかがえる。

巨大資本と情熱を注ぐ

古谷正覚(ふるやしょうかく)住職は「初代法隆寺は太子の父、31代用明天皇のためだが、再建された法隆寺は太子追善のためだった」と語る。

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