オリックスがパ・リーグ制覇 25年ぶり13度目
パ・リーグは27日、オリックスの25年ぶり13度目(阪急時代の10度を含む)の優勝が決まった。既にレギュラーシーズン全日程を終了。2位ロッテがこの日、楽天に1-2で敗れ、残り2戦に全勝しても勝率で上回られなくなった。優勝へのマジックナンバーは一度も点灯しなかった。
就任1年目の中嶋監督が率いたオリックスは、交流戦優勝と37年ぶりの11連勝を果たした6月に首位浮上。球団新記録の15連勝を含むリーグ最多18勝の山本、32本塁打の杉本を軸に奮闘し、最終盤までもつれたロッテとの優勝争いを制した。
前年最下位チームの優勝はセ、パ両リーグに分立した1950年以降、7度目。複数年最下位が続いたケースでは、今季セで頂点に立ったヤクルトに続き、セ、パ合わせて6例目。前の年の最下位チームが両リーグでそろって優勝したのは史上初。試合のない日に優勝が決まるのは2012年の日本ハム以来で、全日程終了後の決定は1988年の西武以来。
日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズ(CS)は11月6日に2位ロッテと3位楽天によるファーストステージ(3試合制)で開幕。オリックスは10日からのファイナルステージ(6試合制)から出場し、25年ぶり5度目の日本一を目指す。〔共同〕
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