20年前の主婦殺害、現場の血痕と容疑者のDNA型が一致

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 2001年に広島県福山市の民家で主婦が殺害された事件で、県警に殺人容疑で逮捕された竹森幸三容疑者(67)(福山市)のDNA型が、現場の血痕に含まれていたものと一致していたことが、捜査関係者への取材でわかった。最近になって竹森容疑者が別の事件の捜査対象となり、DNA型を採取したという。

 発表では、竹森容疑者は01年2月6日午後0時45分頃、福山市明王台の民家で、住人の女性(当時35歳)の腹部を果物ナイフ(刃渡り約10センチ)で刺すなどし、殺害した疑い。調べに対し「記憶にない」と容疑を否認しているという。

 女性は口に粘着テープが貼られ、左脇腹に果物ナイフが刺さった状態で死亡しているのが発見された。女性の靴下には血痕が付着しており、県警がDNA鑑定をした結果、女性や家族以外のものが含まれていた。県警は犯人の特定につながる有力な手がかりとみて捜査していた。

 捜査関係者によると、竹森容疑者は女性の事件で容疑者として浮上したことはなかったが、別の事件で捜査対象になった。

 県警は今月に入って竹森容疑者のDNA型が現場のものと一致したことから有力な物証と判断し、25日に竹森容疑者を逮捕した。

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2473125 0 社会 2021/10/26 15:00:00 2021/10/26 15:00:00 2021/10/26 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211026-OYT1I50088-T.jpg?type=thumbnail

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