品川駅周辺の再開発、解体前に巨大な「アリガトウ」

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 品川駅(東京都港区)周辺の再開発のため、3月末に閉館した30階建て複合ビル「SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)」に、解体工事を前に巨大な「アリガトウ」の文字が表示されている。29日まで見ることができる。

窓を使い「アリガトウ」と描かれたシナガワグース(22日、東京都港区で)
窓を使い「アリガトウ」と描かれたシナガワグース(22日、東京都港区で)

 駅西口の前に立つビルは、360万枚の有田焼の白タイルをはめ込んだ壁が特徴で、1971年に「ホテルパシフィック東京」として開業し、羽田空港からの観光客に利用された。2011年4月にシナガワグースに改装した後は、ビジネスホテルや飲食店が入った。

 品川のランドマークとして親しまれてきたが、建設から半世紀となり老朽化が進み、再開発を機に閉館、解体が決まった。

 外壁の解体工事は11月から始まる。窓の文字は、管理する京浜急行電鉄が、長い間ビルを見守ってくれた地元に感謝を示そうと企画した。22日に同社社員ら約20人が縦1メートル60、横2メートルのピンク色の紙を窓に手分けして貼り、完成させた。

 約2万5000平方メートルの跡地については、京急とトヨタ自動車が27年までに、大規模な国際会議場やホテルが入る複合施設を整備する計画だ。

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2467876 0 社会 2021/10/25 06:53:00 2021/10/25 06:53:00 2021/10/25 06:53:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211024-OYT1I50091-T.jpg?type=thumbnail

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