経営陣の能力、どう見える化? スキル開示に効く記事5選
国内の上場企業が、経営陣の能力を一覧表にした「スキルマトリックス」の開示を迫られています。東京証券取引所の要請で、年内に提出が進む見通しです。成長実現のための経営体制の構築を促す狙いで、事業戦略に必要なスキルや人材を見つめ直す機会にもなります。作成や読み方のポイントをまとめたコンテンツ5本を選びました。(内容や肩書などは掲載当時のものです)
一覧表作成の要点は?
「社長、スキルマトリックスってご存じですか」。スキルマトリックスのポイントや、一覧表作成の要点はどこにあるのか。架空の企業の社長とアドバイザーの対話の形で、分かりやすくまとめました。
スキル項目「現状否定」も
それぞれの企業のスキルマトリックスの項目からは、企業の価値観や戦略が浮かび上がります。ニトリホールディングスは「現状否定」をスキルの項目に挙げています。スキルマトリックスの読み方を探りました。
取締役の人選に活用も
スキルマトリックスは、自社の取締役会が経営戦略の方向付けや経営陣の監督といった役割を適切に果たしていることを株主・投資家に示すのが狙いです。ただ、いち早く導入した企業はさらなる応用で先を行っているようです。現状で欠けたピースを見つけ出し、取締役の人選に活用しています。
開示の動きスピードアップ
スキルマトリックス開示の動きはスピードアップしているようです。下記2本は2021年4月と10月の記事ですが、半年間でも温度感が変化しています。とはいえ、現状では開示状況や能力の説明手法など質と量の面でばらつきがあるようです。
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