図書館で閲覧できない「不適切な書籍」をオンラインで誰でも閲覧可能にする取り組みとは?

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図書館には多様な分野の書籍や資料を蔵書し、いつでも閲覧・貸出できる状態になっていることが望まれます。しかし、世界には性的マイノリティや人種差別に関する書籍の公開を停止するよう図書館に圧力がかけられている地域が存在します。インターネット関連の保存事業を展開するInternet Archiveは、書籍の検閲に反対する取り組みを電子図書館プロジェクト「Open Library」の中で進めており、その取り組みについて公式ブログで解説しています。

しかし、Internet Archiveによるとテキサス州・バージニア州・ペンシルベニア州といったアメリカの一部の州では「学生にとって不適切である」という声の高まりによって性的マイノリティや人種差別に関する書籍が学校図書館で取り扱い禁止に追い込まれているとのこと。Internet Archiveは「多くの学校図書館が地域の圧力に直面していますが、私たちの電子図書館プロジェクト『Open

Library』はそれらの圧力に直面していません。学生や教師がコンテンツへのアクセスを制限されている場合でも、Open Libraryはいつでも誰にでも無料でさまざまな本を貸し出せます」と述べ、居住地域の図書館で資料が閲覧できない場合にOpen Libraryが代替手段となることをアピールしています。Open Libraryでは書籍をまとめたコレクションを作成しており、コレクションの中には検閲圧力をかけられがちな「性的マイノリティに関する書籍」を1800冊以上まとめた「LGBTQ Collection」も存在しています。

 

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