再冷凍ワクチン、194人に接種ミス…健康被害の報告なし

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 兵庫県西宮市は、市内の医療機関で、再冷凍した米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを194人に接種するミスがあったと発表した。健康被害の報告はないというが、市は該当者に文書で通知し、希望者には抗体検査を実施する。

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ファイザー製のコロナワクチン
ファイザー製のコロナワクチン

 発表では、この医療機関は冷蔵の状態で届いたワクチン341瓶のうち、293瓶を再び冷凍。そこから48瓶を再解凍した上で、8月18日~10月8日、194人に計261回接種した。ファイザーは、解凍後は再冷凍せず、冷蔵保存するよう求めている。

 また、この医療機関では8月、未開封での冷蔵保存期間(1か月)を最大13日過ぎたワクチンを、26人に1回ずつ打ったことも市の調査で判明した。医師は「再冷凍してはいけないことを把握しておらず、冷凍すれば長く保管できると思った」と説明しているという。

 現在、この医療機関での接種は行っていない。

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