小型原発・コロナ飲み薬・日大元理事
編集者が選ぶニュース3本
脱炭素社会の実現に向け、論点の1つとなっている原子力発電。米ロが開発を主導する次世代型の小型炉を、日本に導入するには多くの課題があります。米製薬大手メルクは、新型コロナの飲み薬について、日本で早期の承認申請を準備していることを明らかにしました。日本大学元理事の背任事件は、新たな疑惑が浮上しました。(社会・調査報道ユニット長 高野真純)
小型原発、世界で導入論 日本は耐震など課題多く
次世代原子力である小型モジュール炉(SMR)の導入論が国内外で出ている。世界では約70基が開発中とされ、フランスが導入する方針を表明した。日本でも建て替えの候補に挙げる声がある。既存の原発より工期が短く、炉が小さいため理論上は安…続きはこちら
米メルク、コロナ飲み薬の生産2倍 22年に2000万回分
米製薬大手メルクは新型コロナウイルスの飲み薬候補「モルヌピラビル」について、2022年に年間2000万回分生産することを明らかにした。供給量を21年比で倍増させる。生産拠点も世界で分散し、需要に応じて速やかに供給できる体制を築く。日本で…続きはこちら
医療機器調達でも資金流出疑い、日大元理事 地検解明へ
日本大学付属病院の建て替え工事を巡り、日大の資金2億円超を流出させたとして背任容疑で逮捕された日大元理事の井ノ口忠男容疑者(64)が、付属病院などの医療機器調達に絡んでも大学に約1億5千万円を不正に支出させた疑いのあることが23…続きはこちら
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