極超音速兵器・中ロ軍のヘリ発着・楽天モバイル
編集者が選ぶニュース3本
先端兵器開発をめぐる米中のさや当てが激しくなっています。中国の「極超音速兵器」実験を追うように、米国も同種の兵器開発に必要な技術の実証に成功しました。日本近海では北朝鮮の度重なるミサイル発射に加え、中国軍とロシア軍の艦艇がこれまでにない動きを見せるなど、安全保障環境は物々しさを増しています。「経済安保」上重要な半導体の不足の影響も深刻です。基地局整備が進まず、楽天モバイルの通信エリア拡充に遅れが出ています。(総合解説センター長 小野聡)
米海軍、極超音速兵器の「技術実証」 中ロに対抗
【ワシントン=中村亮】米海軍は21日、極超音速兵器に使う高度な技術の実証に成功したと発表した。中国やロシアに対抗するため開発を急ぐ。米メディアによると、21日に実施した別の実験は装置の故障によって失敗した。…続きはこちら
中ロ軍艦艇、伊豆諸島付近でヘリ発着 防衛省発表
防衛省は中国軍とロシア軍の艦艇が21日、伊豆諸島付近の海域でヘリコプターを発着艦させたと発表した。両軍の艦艇は初めて同時に津軽海峡を通過するなど、これまでにない行動を続けている。防衛省は警戒体制を強化し意図の分析を急ぐ。…続きはこちら
楽天モバイル、基地局整備遅れ 半導体不足で22年春に
楽天グループの携帯通信子会社、楽天モバイルは22日、携帯電話の通信エリアの人口カバー率96%という目標達成が来年3月になる見通しを明らかにした。世界的な半導体不足を受け、基地局に使う半導体が足りず約1万局の整備に遅れが生じている。…続きはこちら
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