硬直的な医療、脱却が急務 衆院選で改革議論を
データが問う衆院選の争点
新型コロナウイルス禍は日本医療の脆弱さを浮き彫りにした。欧米各国より感染者は少なかったのに、医療体制はすぐに逼迫した。多すぎる病床を持て余し、遠隔診療などの医療効率化に目を背けてきた結果だ。改革を怠った不作為は新型コロナの拡大だけでなく、将来世代へのツケとなる。
31日投開票の衆院選では大半の政党がコロナ対策を公約集の筆頭に挙げた。病床拡大や検査拡充、治療薬普及などが並び、違いは乏しいが、コロナ...
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