与野党9党首は18日、第49回衆院選公示を前に、日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。新型コロナウイルス対策や経済と分配政策、政権運営などを巡って応酬を繰り広げた。岸田文雄首相(自民党総裁)はコロナ禍を受け「需要喚起の方に力を入れるべきだ」と消費税減税や法人税の増税を否定。立憲民主党の枝野幸男代表は、大企業や富裕層を念頭に「応分の負担をお願いしつつ所得を再分配する」と格差是正を提唱した。
討論会では、コロナ禍で傷ついた経済の再生や財源、安倍・菅両政権への評価に対する発言分配の財源、安倍・菅両政権、野党の政権構想に対する発言が相次いだ。