首都圏新築マンション、バブル期超えの平均6702万円…都心部の発売増が押し上げ

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 不動産経済研究所が18日発表した2021年度上半期(4~9月)の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)新築マンション発売状況によると、1戸当たり平均価格は前年同期比10・1%増の6702万円となり、比較可能な1990年度以降で最高となった。これまでは、バブル経済の影響が残る91年度上半期の6137万円が最高だった。

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都内で建設中のタワーマンション(2月撮影)
都内で建設中のタワーマンション(2月撮影)

 東京都千代田区、中央区、渋谷区といった物件価格の高い地域で発売戸数が増え、平均を押し上げた。コロナ禍で在宅でのリモートワークが増え、住宅需要が高まっていることも背景にある。

 上半期の発売戸数は、前年同期比44・7%増の1万2809戸となり、コロナ禍前の19年度上半期(1万1996戸)を上回った。前年度は1回目の緊急事態宣言中に大半の物件がモデルルームを閉鎖したが、今年度は多くが営業を再開し、契約増を後押しした。タワーマンションなど大型物件の発売が目立った東京23区では、57・9%増の5882戸と好調だった。

 同日発表の9月の発売戸数は、前年同月比6・7%減の2311戸で、2か月ぶりに減少した。

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2452535 0 経済 2021/10/18 18:40:00 2021/10/18 18:40:00 2021/10/18 18:40:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211018-OYT1I50104-T.jpg?type=thumbnail

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