「最高裁判所判例集」に120か所の誤記載、大法廷判決の文言に一部欠如も…多くは写し間違えか

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 「最高裁判所判例集」に、記載の誤りが少なくとも約120か所あることがわかった。大半は誤字や脱字などのミスだが、重要な憲法判断を示す大法廷判決でも誤りがあり、最高裁が調査を進めている。

最高裁判所
最高裁判所

 判例集は、最高裁が出した刑事や民事裁判の判決などのうち、先例性があるなど重要な判断が示されたものが掲載されている。最高裁内部の委員会が編集し、一般にも広く刊行。これまでに約8400件の判例が掲載され、裁判関係の書面や学術論文に引用されるなど、関係者にとって重要な資料となっている。

 誤りの多くは、誤字や脱字、句読点のミスなどで、判決原本から判例集に掲載する際、写し間違えたとみられる。ただ、大法廷判決で文言の一部が欠如しているケースもある。最高裁は今後、どのように修正作業を行うか検討する。

スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
記事に関する報告
2450195 0 社会 2021/10/17 23:34:00 2021/10/18 06:59:33 2021/10/18 06:59:33 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211017-OYT1I50076-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)