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中国共産党の理論誌「求是」(電子版)は15日、中国社会で無理に頑張らない生き方を指す「寝そべり主義」の広がりについて、
求是は、共同富裕を巡って習氏が8月17日に演説した内容の一部を伝えた。習氏は、「社会階層の固定化を防ぐことで、誰もが発展できる環境を用意し、『寝そべること』を避けなければならない」と強調した。
習氏は、共同富裕の実現には勤労が必要だとの認識を示し、国民の教育レベルや「就職する力」の向上に力を入れる考えを示した。「過度な(社会)保障を行うことはできない。怠け者を養う
「寝そべり主義」は、激しい受験や就職競争を避け、最低限の生活を送ることを指す言葉として、今年に入り若者の間で共感が広がった。官製メディアだけでなく、習氏も自ら批判に乗り出したところに、共産党の強い危機感がうかがわれる。(中国総局 比嘉清太)