北海道鹿追町、乳牛のふん尿で発電 処理能力4300頭分
データで読む地域再生 まとめ読み
10月15日に公開したシリーズ企画「データで読む地域再生」では再生可能エネルギーのうち、生物由来の資源を燃焼させるなどして発電する「バイオマス発電」を取り上げました。国内の設備容量は5年で2.5倍となるなど存在感を増しています。生み出された電力に色はありませんが、発電に使う燃料に着目して各地の記事を読んで頂くと、その地域ならではの特色が見えてきます。
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北海道鹿追町、乳牛のふん尿でバイオガス発電 処理能力4300頭
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川崎市、解体家屋の廃材など燃料に 旧製油所のインフラ活用
宮城県石巻市、立地促進へ税優遇 大震災教訓に電力安定確保
宮崎県川南町、鶏ふん燃やして一石二鳥 発電もごみ処理も
京都府舞鶴市、合板端材を粉砕 「伐採適齢期」の樹木多く
長野県安曇野市、トマトハウスに排熱供給 浄化した排ガスも
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三重県四日市市、燃料にパームヤシ殻も 12万世帯分を発電
愛媛県内子町、未利用材で地産地消 燃焼後の微粉で土壌改良
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「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。
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