79歳の現役最高齢プロレスラーのグレート小鹿が、1242人の観衆の前で元気な姿を披露した。

渕正信(67)らと組み、8人タッグマッチで藤原喜明(72)、井上雅央(51)らと対戦した。自身の写真がプリントされたTシャツを身にまとって登場した小鹿は、先発で藤原と衝突。ロープに押し込んでダブルチョップを連発するなど、年齢を感じさせない俊敏な動きを披露し、ファンを沸かせた。

試合は、同組のSUSHIが、藤原に脇固めで捕獲され、そのままあえなくギブアップ。久しぶりの全日本プロレスの舞台を勝利で飾ることはできなかった。

史上最高齢ベルト戴冠のギネス記録登録にも意欲を見せる。7月の新潟プロレスでは、3度目の防衛に成功。「79歳で防衛したんだから、80歳でも防衛する。ギネスに載るまでは、何度でも防衛してやる」と、力強く宣言していた。KOJIKA伝説はこれからも続く。