フリーアナウンサー小川彩佳(36)が16日放送のTBS系情報番組「王様のブランチ」(土曜午前9時30分)に初めてゲスト出演し、食生活の好みや、1児の母としての生活ぶりを明かした。

平日夜の同局報道番組「news23」(月~木曜午後11時、金曜午後11時30分)メインキャスターを務める小川アナだが、この日はお笑いトリオ、パンサーと、テークアウトグルメを紹介する新コーナー「パンサー食堂」に登場。向井慧が「パンサーより名前の強い人が横に座っているんですよ。23時の顔」と苦笑いで小川アナを紹介した。

エメラルドグリーンのブラウス姿でダイニング風セットに登場した小川アナは「自分でも違和感しかないですね」と笑いながら自己紹介。バラエティー番組出演の機会は「ないですないです」とレアケースであることを認めた。

ブランチ出演については「平日の夜から、休日の昼なので、正反対の場所。ドキドキなんですけど。『王様のブランチ』と言ったら平和でやさしい番組だと。業界随一じゃないですか」と話し、向井から「王様のブランチでも外れの(企画の)方かもしれない」と言われると思わず爆笑した。

その後、向井が麻布十番のグルメ探しに向かうと、小川アナは「現場の向井さんお願いします」とニュース風に声をかけるなどノリノリ。麻布十番の訪問経験について聞かれると、「もちろんです。毎日のように歩いてました」と、社屋が近いテレビ朝日時代を回想した。

さらに小川アナは、老舗焼き鳥店から牛もつ煮込みがテークアウトされる映像を見るや「これはもうたまらない」と、B級グルメ好きも告白。持ち帰られた煮込みをほおばると、「うーん、幸せです。コクとうま味がすごい。いくらでもイケてしまう。来てよかった」と満足げ。普段はお酒を飲むことも告白し「酔っぱらうとテンション上がって、楽しくなって、気持ち悪くなって、翌日後悔する」と笑った。

20年7月には第1子を出産。母としての生活も明かし「子供のサイクルに合わせた生活になる。どんなに夜遅く帰ってきても、朝7時には子供が起き始めるので、ちょっとお昼寝をして散歩に連れ出したり…」と話した。

すでにアナウンサーに憧れていたという10歳の時の写真も公開。現在のアナウンサー業について「落ち込むことの方が多い。毎日反省しながら家路についている。あの言葉で十分だったかな、とか。くよくよしちゃいますね」と話したが、その後、とんかつをほおばり、「向こう1カ月は生きていける」と元気を取り戻した。