“リアル峰不二子”“霊長類最強グラドル”の異名を持つ染谷有香(29)が16日、東京・ブックファースト新宿店で、自身初のヘアヌード写真集「This is the beginning」(光文社)発売イベントと記者会見を開いた。

染谷はこの日、両肩がむき出しになり、胸の谷間があらわになった黒のワンピースで登場。カメラマンから「若干、かがんで」と声をかけられ、前かがみになると、Gカップ92センチのバストが、こぼれ落ちそうになり、慌てて手で胸を押さえる一幕も。その後も「気持ち、前かがみに」などとリクエストを受けるたびに、手で胸の位置を繰り返し、修正し続けた。

9月28日の発売前から“リアル峰不二子”“霊長類最強グラドル”が、ヘアまでさらすことが話題となりAmazon、楽天などのネット書店で予約が殺到し、完売が続出し、重版目前の状況だ。お気に入りの、白いTシャツにジーパンを着たカットを披露しつつ「沖縄で今年の春ごろに撮影しました。実はノーパンなんですよ。『ノーパンジーパン』と言いたくて選びました。(撮影は)オールノーパンで…全部」と口にして、照れ笑いを浮かべた。

染谷は、Gカップ92センチのバストと90センチのヒップが話題を呼び、グラビア界を席巻する存在として注目された。16年に初写真集「Virgin Shot!」を発売。17年には手の間から乳房が垣間見えるセミヌードにも挑んだが、自分の現在地点と目標の乖離(かいり)に葛藤し、そこから2年、グラビアから離れた。

その中、19年に「FLASH」から月1回、1年間掲載し、ヘアヌードまで挑むシリーズグラビア「染まるシリーズ」のオファーが届き「内面勝負だ」と思い、グラビア復帰を決意。ヘアヌード=最終地点という世間の考え方も変えたいと、1年かけて覚悟を固め、沖縄の無人島廃虚、ラブホテルなどで全裸で撮影。写真ごとに設定を考え演じるように撮った。

イベントは4年2カ月ぶりだといい「各ECサイトで、どんどん売れていくのが自分のことじゃないみたい。近所の書店で、コッソリ『染谷さんの(写真集)ありますか?』と聞いたら『売り切れてます』と言われて、うれしかった」と笑みを浮かべた。