完了しました
【モスクワ=工藤武人】ロシア保健省などによると、露中部タタルスタン共和国メンゼリンスク近郊で10日、22人搭乗の航空機L410が緊急着陸に失敗して機体が大破し、16人が死亡、6人が負傷した。関係当局が事故原因を調べている。
タタルスタン共和国によると、事故機のパイロットが離陸後、高度約70メートルに達した際、エンジン故障による緊急着陸を要請していた。事故機には、パラシュート愛好家らが搭乗していた。
L410は双発プロペラ機で旧チェコスロバキアで開発された。事故原因を巡っては「過積載」やエンジンに鳥が衝突したバードストライクの可能性などが取りざたされている。