存在感高める「実力派」イスラエル外相
横田勇人
イスラエルでベネット首相(49)率いる新政権が発足して3カ月たち、連立合意の立役者であるラピド外相(57)が存在感を高めている。就任早々に積極的に外遊する一方、12年続いた対パレスチナ強硬派のネタニヤフ政権下で悪化した米民主党との関係再構築にも意欲を示す。連立合意により2年後に首相に就任する予定だが、混乱が続いてきたイスラエル政治を変えることができるのか。その人物像を探った。
米民主党との関係再構築を目指す
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いま大きく揺れ動く、世界経済。 自分か。自国か。世界か。このコラムでは、世界各地の記者が現地で起きる出来事を詳しく解説し、世界情勢の動向や見通しを追う。 今後を考えるために、世界の“いま”を読み解くコラム。