御嶽山噴火7年、遺族ら4家族8人が慰霊登山…「午前11時52分」に黙とう

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 死者・行方不明者63人を出し、戦後最悪の火山災害となった2014年9月27日の 御嶽おんたけ 山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から7年となるのを前に、遺族ら4家族8人が26日、噴火後初めて山頂につながる尾根「八丁ダルミ」に慰霊登山した。遺族らは、噴火時刻の午前11時52分に黙とうをささげ、犠牲者を悼んだ。

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多く犠牲者が出た尾根「八丁ダルミ」で、噴火の時間に合わせ黙とうする遺族ら(26日午前11時52分、長野県で)=早坂洋祐撮影
多く犠牲者が出た尾根「八丁ダルミ」で、噴火の時間に合わせ黙とうする遺族ら(26日午前11時52分、長野県で)=早坂洋祐撮影

 八丁ダルミやその周辺では、噴石にあたるなどして21人が犠牲になった。避難 ごう (シェルター)の整備など安全対策が完了していないため立ち入り規制が続いているが、地元の長野県王滝村が遺族らに限って慰霊登山を認めた。

 一方、毎年27日に同村内の慰霊碑前で行われていた追悼式は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止された。代わりに、地元関係者が献花式を行う。

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2395279 0 社会 2021/09/26 12:37:00 2021/09/26 18:34:34 2021/09/26 18:34:34 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210926-OYT1I50042-T.jpg?type=thumbnail

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