金与正氏、朝鮮戦争の終戦宣言は「公正性と尊重姿勢あれば意義ある」…2日連続のメッセージ

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金与正党副部長=ロイター
金与正党副部長=ロイター

 【ソウル=上杉洋司】北朝鮮の 金与正キムヨジョン 朝鮮労働党副部長は25日、韓国が提案した朝鮮戦争の終戦宣言について、「公正性と互いに対する尊重の姿勢が維持されれば、意義ある終戦宣言ができる」との談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。与正氏は前日にも終戦宣言に関する談話を出した。2日連続のメッセージは異例だ。

 与正氏は、南北首脳の再会や、北朝鮮が昨年爆破した南北共同連絡事務所の再設置も「早期に解決できる」とした。ただ、「これはあくまでも個人的な見解だ」とし、「火種を取り除くため、南朝鮮(韓国)の動きが、目に見える実践で現れることを望む」と述べた。

 北朝鮮は新型コロナウイルスや自然災害などで苦境にあり、経済制裁の解除に向け、韓国が米国への働きかけを強めるよう促す狙いがあるとみられる。

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2394662 0 国際 2021/09/25 22:52:00 2021/09/26 03:35:43 2021/09/26 03:35:43 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210925-OYT1I50135-T.jpg?type=thumbnail

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