東健介(54=岡山)が今年初めての優出を決めた。

準優10Rでは2コースから差して追走。2着を死守した。「ペラをたたき変えて、準優はレース足は良かった」と笑顔で振り返った。

今年は不振に苦しんだ。ペラが合わずに、勝率も上がってこなかった。「今年は6着も多い。調整もどうすればいいか、分からなかった」と分析する。

岡山支部の後輩にアドバイスを求めた。「金田大輔君にペラのアドバイスを受けて、やっとペラが合うようになった」。その直後、前節の9月丸亀一般戦で準優3着と結果を残した。

優出は昨年12月の丸亀一般戦(5着)以来。12R優勝戦は4枠。熊本出身だけに「ここは地元だと思っている。好きな水面」と言い切った。レース足を武器に、ひと踏ん張りする。