ファーウェイ・孟晩舟氏「強大な祖国」に謝意、帰国便は中国政府のチャーター機

24日、カナダ・バンクーバーの裁判所の外で声明を読む華為技術の孟晩舟副会長(中央)(カナダ通信提供・AP=共同)
24日、カナダ・バンクーバーの裁判所の外で声明を読む華為技術の孟晩舟副会長(中央)(カナダ通信提供・AP=共同)

【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信は25日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長兼最高財務責任者(CFO)孟晩舟(もう・ばんしゅう)被告が、司法取引の成立を受け中国政府のチャーター機でカナダを離れたと報じた。中国政府は、孟氏の釈放に向けて積極的に動いていた。

華為によると、孟氏は「強大な祖国がなければ、今日の自由はなかった」と中国をたたえるメッセージをSNS(会員制交流サイト)で表明した。

中国のネット上では「祖国が強大であってこそ人民は安寧を得られる」などと中国政府の対応を称賛するコメントが目立った。

会員限定記事会員サービス詳細