【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信は25日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長兼最高財務責任者(CFO)孟晩舟(もう・ばんしゅう)被告が、司法取引の成立を受け中国政府のチャーター機でカナダを離れたと報じた。中国政府は、孟氏の釈放に向けて積極的に動いていた。
華為によると、孟氏は「強大な祖国がなければ、今日の自由はなかった」と中国をたたえるメッセージをSNS(会員制交流サイト)で表明した。
中国のネット上では「祖国が強大であってこそ人民は安寧を得られる」などと中国政府の対応を称賛するコメントが目立った。