日米韓外相が会談、北ミサイルに「連携して対応」で一致

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 訪米中の茂木外相は22日午後(日本時間23日朝)、ニューヨークでブリンケン米国務長官と韓国の 鄭義溶チョンウィヨン 外相と約1時間会談し、北朝鮮のミサイル発射などに対し、日米韓3か国で連携して対応することで一致した。

米ニューヨークで開かれた日米韓外相会談(外務省提供)
米ニューヨークで開かれた日米韓外相会談(外務省提供)

 茂木氏は会談で「弾道ミサイル発射を含め北朝鮮による最近の核・ミサイル活動は日本、地域、国際社会の平和と安全を脅かすものだ」と述べ、北朝鮮の完全な非核化に向けた連携を呼びかけた。

 茂木氏は日本人拉致問題の解決に向けた協力を求め、ブリンケン氏と鄭氏は支持を表明した。3氏は国軍が権力を掌握するミャンマー情勢や覇権主義的な動きを強める中国についても意見交換した。

日米外相会談に臨む茂木外相(左)とブリンケン国務長官(外務省提供)
日米外相会談に臨む茂木外相(左)とブリンケン国務長官(外務省提供)

 茂木氏はこれに先立ち、ブリンケン氏と個別に会談し、米英豪による安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の創設を踏まえ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米や日米豪印、欧州との協力を強化することで一致した。

 茂木氏は中国が環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を正式に申請したことなどを受け、改めて米国のTPP復帰を求めた。

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2388876 0 政治 2021/09/23 11:21:00 2021/09/23 13:54:34 2021/09/23 13:54:34 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210923-OYT1I50055-T.jpg?type=thumbnail

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