3陣営、議員票「3ケタ目標」 決選投票へ戦略二段構え
自民党総裁選は岸田文雄、河野太郎、高市早苗の3氏が国会議員票で先行する。議員票382票のうち、3陣営とも3ケタを目標に支持拡大を急ぐ。382票の党員・党友票の行方次第だが、1回目の投票で誰も過半数に届かず上位2人による決選投票となることを視野に各陣営は2段階で戦略を練る。
日本経済新聞社とテレビ東京による調査で、岸田氏が議員票の3割に近づき、2割超の河野氏と2割弱の高市氏が追う構図となった。...
菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選には河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4氏が立候補。9月29日に投開票され、岸田氏と河野氏の決選投票の結果、岸田氏が新総裁に決まりました。岸田氏は10月4日召集の臨時国会での首相指名選挙を経て第100代首相に就任しました。