感染保育士の出勤隠し、大阪市長「残念で仕方がない」…園を厳重注意

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松井一郎・大阪市長
松井一郎・大阪市長

 大阪市此花区の私立認可保育園が、新型コロナウイルスに感染した保育士に対し、保健所の調査に感染判明前日の出勤を隠すよう指示していた問題で、大阪市の松井一郎市長は22日、記者団に「あってはならないこと。(隠したことで)子供が健康被害を受ける。残念で仕方がない」と述べ、同園に厳重に注意するよう指示したと明らかにした。

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 松井市長は、同様の事例がないか調査するとともに、市内の全保育園などに、職員らの感染判明時には、保健所に正確に報告するよう求める方針を示した。

 市などによると、保育士は8月23日朝から勤務し、帰宅後に発熱。24日に感染が判明した。園長は、保健所の濃厚接触者の調査を避けるため、保育士に23日は出勤していないと説明するように指示していた。園ではその後、別の保育士や園児2人の感染も判明した。

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2388786 0 社会 2021/09/23 09:17:00 2021/09/23 09:17:00 2021/09/23 09:17:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210923-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

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