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【ニューヨーク=小林泰明】22日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比338・48ドル高の3万4258・32ドルだった。値上がりは5営業日ぶり。
中国の不動産大手、中国恒大集団が社債の利払いを実施すると発表し、経営危機に関する懸念がいったん和らぎ、買い注文が優勢だった。米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が22日に発表され、景気を下支えする金融緩和の規模縮小の決定を今回は見送った。市場が想定していた範囲内の結果だったことから、安心感が広がり、買いを後押しした。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は150・45ポイント高の1万4896・85だった。